日本はアメリカとどう向き合うべきか。
アメリカはビルへの航空機テロで亡くなった6000人余りの人々の弔い合戦としてアフガニスタンへの攻撃を開始しました。
でもアフガニスタンには莫大な軍事費を投じただけの見返りとなるものはありません。
そこで目をつけたのがイラクです。
イラクには石油がある、テロ支援国家イラク、と決めつけて大量破壊兵器があるといういいがかりをつけてイラク戦争を開始したのです。
イラク戦争の結果は大量破壊兵器は見つかりませんでした。
戦争終結後イラク戦争を指揮したアメリカ軍のトップの親族の会社がイラクの石油利権を握っていたことが発覚し、
司令官は辞任したのでした。
その後、イラクは宗派間の対立や民族の対立が乱立し、
今日最大の問題となっているイスラム国の誕生へと変遷していったわけです。
日本と友好状態にあったイラクのフセイン大統領を殺害し、石油利権をむさぼり、後始末には日本のPKOなどを要請して日本の平和努力を後戻りさせたのはアメリカではないでしょうか。
今またアメリカはイラク戦争の轍を北朝鮮に踏もうとしているが如き政権の動きは日本にとって防衛、難民流入、後かたずけの為の経済支援費用負担などが予想されます。
日本はアメリカとどう向き合っていくべきなのでしょう。