暖かい毛布はどっち？

シルクの毛布がノミネートされてませんが、シルクをお勧めしたいのですが。
中国でも人気です。

このご質問はそれぞを同列で比較できない要素を含んでいますので単純にお答えしにくいのですが、できるだけ簡単にお答えします。

ウール…、もちろんセーターなどでよくご存知の羊の毛を紡いだものです。ただし、ウールという表記があってもアンゴラ・アルパカ・ラクダなどの毛も含まれます。
　純毛の品であれば…暖かさと肌触りの良さでは、とても良い方…に属します。なかでも、チリやボリビアで産するラクダ科のアルパカという動物の毛を素材としたアルパカはむしろカシミアに近い高級品に属します。

カシミア…、カシミアもウールの一種ですが、その名の通りインド北部の高原地帯カシミール(カシュミ～ア)地方をはじめ、中国北西部や、内蒙古、外蒙古、イランなどで産出される大変貴重なウール素材です。
カシミヤ山羊の細い産毛だけを使って織ったものですので、軽く、そしてとても軟らかく、吸湿性も優れていて肌に優しく、保温性も抜群に高いものです。ただし大変高価ですし、お手入れもそれなりに注意を要します。…暖かさと肌触りの良さでは、最高に良い方…に属します。
余談ですが、素肌とブラの上にカシミアのセーター一枚で真冬でも平気、そのぐらいカシミアは素肌に優しいですし暖かいものです。

マイヤー…、乱暴に言えば毛布織りのことで、毛布として一般流通しているものほとんどはマイヤー織りで作られています。つまり、カールマイヤー式編機で編み上げたものがマイヤー毛布というわけです。
マイヤー織りとはニット生地の片側を捌き ( さばき ) 加工して起毛したもので、起毛した2 枚の生地を裏表張り合わせた毛布です。 言い換えると、マイヤー織りと表記がある場合は２重毛布のことをさします。
２重毛布ですから厚手で重量もありますのでその分保温性が高いです。ただし、問題は素材、純毛(ウール)やポリエステルとかアクリルの化学繊維、あるいは混紡などがありますが、それぞれ…暖かさや、ことに肌触りが微妙に違います。ここでは、暖かさと肌触り…では、ウール素材ならとても良い…、化繊なら吸湿性の面でどうかなと思いますので標準的、実用的としておきます…。

タオル…、文字通りタオルやハンカチ、夏掛けのタオルケットなどでよく知られた素材と織りです。素材はほとんど木綿、この素材をパイル織りという工程で糸を輪のように起こさせ、ふんわりとした感触を得たものがタオル生地と呼ばれます。
最大の長所は汗や水をよく吸い取るだけではなく、家庭での洗濯にも耐え、また、さらっとした独特のやわらかな肌触りが気持ち良い眠りを誘います。保温という面では、他の品と違ってどちらかといえば夏の午睡の寝冷え防止ぐらいと言っていいかと思いますが、肌触りはとても気持ちが良いものです。

私が今までで一番と思ったのは、アクリルの２枚合わせの物。
この前の冬はこの毛布１枚で寝られました。
アクリルの物でもあんまりお安いものはダメですよ。
安いものは２千円くらいからありますが、最低でも１万円くらいのものがいいようです。
綿は夏は涼しく気持ちがいいですが、冬向きではないと思います。
ウールやカシミアは自分で洗濯できないですよね。
軽くて暖かいものはやっぱりアクリルではないでしょうか。

他の方も薦めていますが、コスパやメンテナンスを考えればアクリルの起毛仕様になっているのが肌触りも含め一番です。
現在市販の大型のドラム式全自動洗濯機を使えばダブルサイズのアクリル毛布も自宅で洗濯可能です、多少値は張りますがダニ対策等の衛生面も考えればこの組み合わせがベストです、毛布と併せて検討されては如何？

アクリル一番です
肌触りよく、洗える

ウールは洗えない。シカシカするし

タオルの毛布？意味わからない

ちょっと高めのポリエステル等も随分とあったかいですよ。
ダニや虫喰いを考えれば、これが一番です。