日露平和条約は締結され北方領土は返還されるのでしょうか?

さて、誰が総理大臣になったら真剣に交渉できるのでしょうね～

先ずはその人選からではないのかな？
まあ、そんな漢気のある人材は永遠に不在と思ってるけどね。

北方領土にロシアの軍事基地を作らせた後なら、返還もあり得ます。沖縄と同じ状況です。

近代国家が成立した（ここでは端的に明治期）以降での国際間の最難関事案は「領土問題」です。
日露間の領土返還問題を解決するためには、遂行する能力をもった指導者（大統領・首相）が存在することが不可欠です。
露国には常々「少年時代に出会った柔道が私の人間を造った」と語るプーチン大統領が存在し、十分な相手です。
然し大変遺憾ながら「.........、妻が関わっていたら首相はおろか国会議員も辞めるる」と語りながら居座り続け、首相就任以来夏冬の休暇には１冊の読書さえすぜ毎日ゴルフ三昧の人間では、絶対に、絶対に「返還は成し遂げられない」し、また、『天がその成就を嘉（よみ）しない』です。

我が国民はロシア民謡が好きですね。何故ですか。更にロシア文学も好きですね。またロシア人が作曲した音楽も日本人の琴線に触れますね。何故でしょうか。
そう、ロシア人の顔は西洋人ですが、彼ら民族の性質は日本人に極めて近いのですよ。この本質は日本人には、理解されていません。未だ共産国のソ連で出会った柔道が少年プーチンを変えた根底には、日本人と同じ東洋の心があるからです。
柔道が盛んなフランスやブラジルで『柔道に出会わなければ、今日の自分は存在しない』と世間に語っている人物はおりますか？
米国でのアングロサクソンや白人移民の太宗であるドイツ人（トランプ大統領）などの思考方法とは別の次元にロシアが存在していることは、遊び放け、ちやちやされて育ち、嘘を語っても許された環境に成長した安倍首相は、全く理解せず不適格です。

交渉担当者を外務大臣に決め、首席交渉人を外務審議官に定めたとあるが、彼らは表向きのことであり、どこまでロシアをロシア人を理解しているのですか？
交渉の表向きの手配としては当然な人事ですが、それでは一体誰が裏交渉をしているのでしょうか？
裏交渉なくしては「領土返還交渉」は、絶対成就しません。
露国側には大統領代理人と日本側には首相代理人が居なければ、本当の対話がなされません。代理人はそれぞれの大統領と首相の意向を直接話し合う必要があります。官房長官や秘書官、外務大臣などは抜きにしての話し合いです。仮にこの代理人が主人の意向である金の延べ棒や、原油の輸出入など個人的利得の話が出たところで、それは領土返還という大義の前では些事です。双方の人間が本音で話す際に、何も善人ぶることもありません。そうした話がない交渉は嘘になります。
（大統領が金の延べ棒や商売の話を持ち出すほどカネに不自由していないことは、客観的にも判断できます。一方で安倍首相にも国から大きな補助金を受領した腹心の友がいるのでしょう）
これまで安倍首相の交渉を眺めてきましたが山口県での交渉の結果として、この裏交渉人の不在を認識した次第です。

日本の首相がロシアとロシア人を識り人間を識らねば、領土は返還されません。柔道を識る大統領は、返還はしなければならないと認識しています。
（大統領は日本の著名な柔道家山下氏を尊敬し、友人関係にあります。なお私は柔道には一切関係なく無知です）

コーカサス地方のアルメニアなど旨みのない地方からソ連は手を引きましたが、択捉島は水産資源が豊富です。
ここをロシアが手放すはずはありませんよね。
表面的にそのように見えるのはプーチンの立場が弱くなったためのロシア側の政治ショーだったんでしょう。

　２島だけ返還されると期待している人もいるようですが、私は１島も返ってくるとは思えません。一度手に入れた領土をロシアが手放すとは考えられません。
　ただロシアでは日本に島を貸与したらどうかという考えもあるようです。

ロシアは戦勝国の権利として領土が増えたのだ。この事実を認めなさい。と言っている。
これを認めれば、日本にはおこぼれをあげてもいいよというスタンスである。
こんな土俵に乗れるわけがないでしょう。
これまで通り進展はないとみます。