親への感謝(親孝行)とは
私、一身上の理由により結婚を諦めております。親としては息子が結婚して家庭を築いて、孫を抱きたいという気持ちがあると思います。しかしながら、それに応えることが出来ず、申し訳なく思っております。しかも、親とは遠くはなれて暮らしており、実家に帰るのも年に数回程度。旅行にすら連れて行ってあげたことの無い放蕩息子でございます。
あるとき、「言霊」って大切だよ、と人から教わりました。その時に「はっ!」と気付いたのです。今まで一度も生んで育ててくれた事に対して感謝の一言も言っていなかった事に。
私はすぐさま実家に帰り、両手を付いて、「今まで生んで育ててくれて本当にありがとうございました。自分はお父さんとお母さんの子に生まれて本当に幸せです。もし、もしもまた生まれ変わりがあるとしたら、また生んで欲しいと思っています。」と自分の心のありのままを告げました。
すると母親から「あなたから、その言葉を聞けただけでどんなに母さんは嬉しい事か・・・」と涙を浮かべてくれました。
私は、うわべでは無く、本心から心を込めて伝えました。
私は、親が考えている「幸せ」とは別の道を歩む事になると思いますが、それでも精一杯自分の人生を全うすることが本当の意味での親孝行だと思っております。もちろん、温泉旅行に連れて行ってあげるとか、肩を揉んであげるとか、色々なお返しがあると思いますが、「自分が自分らしく自分の信じた道を歩む事が最終的には親に理解してもらえると思っているのですが」これは、やはりわがままと言われても仕方の無い事でしょうか?
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
ご回答頂きましてありがとうございます。
ご回答頂きました方々のほとんどが「子供からの見返りを求めない」旨の内容でした。これが「無償の愛」という事になるのでしょうか?
皆さん、とても素晴らしいです!
実の子はいませんが、その分甥っ子や姪っ子達に良き「おじ」として、アドバイスしたり遊びに連れて行ってあげたりしたいと思います。