パパ活は違法だが、ジジ活は違法じゃない?
前に、ここで、ジジ活(女子は会費無料、金持ちの爺に高級なところに連れてってもらう、そういう爺が3人いる。勿論、体の関係もある)と、自慢している、還暦過ぎの元セレブのババさんがいましたが、それは違法じゃないんですかね。実質、売老春だよね。
下のも怖いけど。
【https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191024-00000015-sasahi-life&p=1
AERA dot.
中2からパパ活で200人と会った25歳OL「まともな恋愛できない」 就職してもやめられない深刻な理由〈dot.〉
清潔感のあるシャツにパンツスタイル、肩まで伸びた茶色の髪。明るく好感が持てる雰囲気の営業女子(25)は、聞けば11年前から200人以上の男性にお小遣いをもらってきたパパ活女子だった。
女子中高生がSNSなどで知り合った大人とデートをして金銭を受け取るパパ活は、児童買春や詐欺、そのほかの犯罪に巻き込まれるケースが相次ぎ、警察や市民グループなどがツイッターをパトロールするなど、犯罪を防ぐための取り組みが始まっている。
身の危険があるパパ活に、彼女はどうして手を出したのか。普通の会社員として働き始めた現在も、なぜパパ活をやめないのか。語られたのは、深刻な家庭の事情と意外と知られていないパパ活後のリスクだった。
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都内に住む会社員のサキさん(仮名、25歳)は、パパ活を始めた中学2年生のころのことを聞くと、軽い口調でそう話し始めた。仕事が続かない父と、アルコール依存症の母。両親の激しい言い争いは離婚後も電話ごしに続き、母の怒りはサキさんにも向けられた。酒を飲んでは暴言を吐く母とこれ以上一緒にいたら頭がおかしくなると思い、家を出た。
所持金2万円。バイトができる年齢でもない。友だちの家に泊まらせてもらうのも限界があり、野宿は嫌だ。追い詰められて手を出したのが、当時から社会問題となり、ニュースでも度々報じられていたパパ活だった。行政や市民団体から支援を受けるほうが、ハードルが高いと感じていたという。
ネット上の掲示板で出会った40代半ばぐらいの小柄な男性と、昼間のカフェでパスタを食べ、2万円を受け取った。それからはいくつかの出会い系サイトに登録し、3日に1回ほど1人の男性と会って1~2万円の「お手当」をもらい、月10万円程度を手にした。カラオケや漫画喫茶で寝泊まりしながら、母がいない時間にたびたび自宅に戻り、着替え数着をかばんに押し込んで家を出る日が1年ほど続いた。下着を使い捨てにしてしまうのは、当時からの癖だ。
高校生になり自宅に帰るようになっても、定期的に会う“太(ふと)パパ”を4~5人つないで収入を維持し、小学生から続けていた子役やモデルの仕事で稼いだお金で、国公立大学の授業料なども賄った。これまでに会った“パパ”たちは、普通のサラリーマンや医師、中小企業の経営者、アニメや音楽関係のプロデユーサー、メディアや芸能事務所の関係者など200人以上。一時はキャバクラやラウンジバー、風俗店などでも働いてみたが、続いたのはパパ活だけだった。交際クラブへ場所を移し、会う人の地位や役職が上がっていくと、食事する場所もホテル最上階のレストランや誰もが知る芸能人らが通う会員制の料亭などへと変わっていった。知らない業界の仕事、ニュースの裏側、政治家の素顔など、パパたちから聞く話は知らないことばかりで新鮮に感じていたという。
「きれいな場所できれいにしていられること、普段は会えない人に会えること、面白いねって認めてもらえることが嬉しかったですね」
あくまでも「女の子は選ばれる側」だという。体の関係を持たないため、相手は自分と過ごす時間にお金を払ってくれる。選ばれるために気をつけていたことはいくつもあった。
いつも身ぎれいにする。会話の中でさりげなく相手を褒める。悩みや愚痴をちゃんと聞く。「ごちそうさま」は食事の後と会計後、帰り際の3度言う。疲れているようなら栄養ドリンク、旅行やディズニーランドなどどこかに行く予定を話したらお土産を持っていく。会話を途切れさせないのは、いい雰囲気になってホテルなどに連れ込まれないための術でもあると話す。そして、大事なのはキャラ設定だという。
「私はウソがつけないので、パパ活女子には少ないサバサバした快活なキャラにしています。誕生日を覚えておいて、日付が変わる瞬間にメールする子もいますが、そんなマメなことはできないので、最初から『誕生日とか覚えられない!』と言っておくんです。そういうキャラならガチ恋(本気で恋)されることもなく、身の危険も少ないと思って。お手当の額を上げると言われたら、断わるようにしてますね。その方が、いい子だな~と思われる。私は薄利多売主義です」
知人には太パパにマンションを買ってもらったり、月70万円ももらうようないわゆる愛人業に移行する子もいるが、相手をつなぎとめるために虚言自殺などあらゆる駆け引きをしているのを見ると、「私にはムリ」と断言する。さらに愛人に求められるのは、連れて歩きたくなるような高身長と美しいビジュアル。年齢の問題も出てくる。だからこそ就職活動をして、今年の春から正社員として働く道を選んだ。
「セレブな生活をアップしている人気のインスタグラマーでも、オジサンの影を感じる人は多いです。でもパパ活をやっている女の子で、楽して稼げてラッキー!って思っている人はいないと思います。時給にすると5千~1万円なので昼職(水商売以外の昼間の仕事)より拘束時間は短いですが、リスクもあるし、お酒とおしゃべりで喉を壊すこともある。お腹いっぱいでも出された物は食べなきゃいけない。はたから見ると、若くて自分には高給をもらう価値があると勘違いしていると思われているかもしれませんが、お手当は努力への対価と迷惑料ですから」
新卒で配属されたのは営業。そこにはパパ活経験者が陥るであろう、意外な落とし穴があったという。
「若手の女性社員は接待要員として得意先との飲み会によく連れて行かれるんですが、お金ももらっていないのにどうしてニコニコしておしゃべりしなきゃいけないんだろうと思ってしまうんです……。もちろん次の仕事につながるという意味はわかりますが、相手に楽しい気分になってもらうためにこちらがすることはタダじゃない。時給1千円ぐらいで愛想良くしなきゃいけないコンビニ店員や飲食店のウエイトレスも、私にはもうできないですね。
それに、パパ活では嫌な人をブロックできるし、こっちにも選ぶ権利があります。でも職場の人たちは1年、2年どころか、下手すると一生の付き合いになるかもしれない。嫌なことがあったとしても、相手が上司なら笑顔で接し続けなきゃいけない。それは理不尽だと思ってしまうんですよね……」
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