ノーベル物理学賞のブラックホールの研究は何の役にたつの？

例えば、宇宙船の飛行理論に役立つと思います。

凡人には、何の役に立つかは分かりにくいと思います。しかし、こういう研究が、100年後に成果があれば、それでいいのです。貧乏人にお金を与えるより、貧乏人には我慢する能力を発揮してもらい、こういう研究能力に予算を取るべきです。

私の甥も某大学の理数関係の教授をしていますが、以前一度彼に連絡しようとおもって、大学の案内を見ていたら、彼の研究項目が出ていましたが、素人には全く理解の出来ない研究をしているようでした。
多分その研究も世の中の何かに役立つ研究ではないのではないかと思いました。
彼の若いときに、オーストリアやロンドンの大学にも研究員？として短期間赴任もしていたようです。
分かる方のみの回答をお求めになっているようですが、分からない方が多いとおもいますが。・・・

今のところ、一般の人の生活には役立たないでしょうが、知識を得るという事は楽しいじゃないですか。

　いろいろな観測データが理論の確かさを示し、他の事象と結びついていく。そしてやがて、正確なpotentialを持つ電子軌道が何だろうか、量子コンピュータの重な合わせ理論が何だろうか。

量子空間は確率で求められていますが、古くはトンネル効果など、電子がどうしてバリアを通り抜けられるのだろうか・・・

　　

私も興味がある程度の知識しかありませんが‥
カヌーさんが仰るように、極端に小さい物と私たちが目にするような大きさの物では何故か振る舞いが違うようなのです。どんなものでも素を辿れば極小粒子から作られているはずなのに‥。小さい物と大きいもので別の振る舞いをするのは不自然な気がしませんか？　どの時点（サイズ）で振る舞いが変わるのか？　なぜそのように変化するのか？　その辺りが解ると色んなものに応用できるようなのです。

携帯電話などは極小世界の振る舞いを利用しているそうですが‥実際には原理として理解されているわけではなく、何故かそのように振舞うから利用できるのでは？といった認識のようですよ。

私は専門家ではないですが、ブラックホールの研究によって、これまでの物理学で解明されなかった量子力学と相対性理論の両立という最終的な難問が解決されるのではという期待があるそうです。

物理学は私たちの世界の成り立ちや現象を矛盾なく理論的に説明する学問なので、あらゆる科学分野の土台になります。