再び派遣切りについて。
派遣社員や契約社員をめぐるニュースも、マスコミが熱意を無くしたみたいで、ぐらぐら煮えていたのが飲みやすい温度になったみたいですね。
あの時の熱気の中では、なかなかご自分を冷静に見つめられなかったというお方も多いと思います。
友人たちと最近この話題で話をする機会がありました。
派遣社員は社会の要望で生まれたのでしょう。
企業は安い労働力が欲しい。当然です。
派遣を選んだ方は(現在の経済状況の中でとは違います。)就職をしようと思えば、正社員が望めたのに派遣を選んだ方が多かったと聞きます。
勿論そうでない方もいらっしゃいます。
企業、労働者、(企業の後押しをする)政府、官庁などの思惑が一致して派遣社員が生まれたのだったのではありませんか。
今、この世界は未ぞうおの(変換できません)不況に襲われています。
政府も、企業も官庁もみな免罪符のように100年に一度と言われます。
問題は派遣で首切りされた方です。
盛んに政府の無策をおっしゃって、不満を口になさるのですが、ご自分のことは棚に上げておられるように見えます。
何故、本来なら勉学に励むべき時を無為に過ごしたのか。
何故、正社員という、ある意味将来を縛られた立場を嫌ったか。
何故、契約条件をよく読まなかったのか。
など、今になって慌てふためいている彼らに対する批判で友たちとの会話は終始しました。
私たちの意見が正しいと、判断して皆さんに問いかけたのではありません。
もう一度、ご意見をお聞かせ下さい。
(3月16日 13:51 追記:)
追記させていただきます。
弱者や貧しいお方を批判しているのではありません。
おもに男性の方に問いかけているのです。
あなたの人生に対する判断や考えを顧みられないのですか。ということです。
マスコミは売れるとなったら(視聴率稼ぎに)恣意的に同じ場面を流します。いわば一種の世論誘導でしょうね。
ほとぼりが冷めたら、みんな忘れ去って良いものかなと思いますし、沸騰しているお湯にやけどをするのも嫌だから黙っておられた方に、もう一度感じてみて下さい。というお願いを兼ねた質問です。
例えになるかどうか分かりませんが、私たちは学園紛争の世代です。
デモに参加しただけで数々の嫌がらせを受けたり、就職の差別を受けたものがたくさんいます。
でも彼らは黙って自分を磨いたのです。黙って働いたのです。
そういう男たちを見ていると、今の派遣切りにあっておたおたされているのが甘く見えるのです。
男は黙ってどんな条件にも耐えるのが、男だと思いますが。
社会が自分を豊かにしてくれるのではなく
自分が自分を豊かにするのでしょう。物心両面とも。
(3月17日 12:00 追記:)
あるお方の回答を拝見させてもらって、この問題で質問した無明を恥じる気持ちになりました。
熱湯で火傷をされた方お許しください。
明日、未明をもちまして終わらせていただきます。
(3月17日 16:32 追記:)
派遣切りされた方にとっては、この現状は嘆かわしいでしょう。そうでない私の周りの人たちは何を馬鹿な、自己責任だと切り捨てています。
この質問を出しましたとき、私の思いは最初からお伝えしています。
ある女性から穏やかな文章で回答を頂き、正直申しまして安心いたしました。
沸騰点まで逆上せ上った私見のやり取りは、誠に見苦しいと反省いたしております。
この分では雪解けを早め、いらぬ災害をもたらすかもしれません。お詫び申し上げます。
閉め切りを早めに切り上げて、終わらせていただきます。
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
全くおっしゃるとおりだと思い、冷や汗をかいて読ませていただきました。
私も回答して下さった方々も、コメント下さった方も沸騰しておりました。冷めきらないうちにまた薪をくべたようなものです。
熱気に火傷を負われた方もいらっしゃるようです。
女性ならではの母の慈愛を感じました。
お許しください。