博打のような経済・・・好きですか?
私自身は博徒は嫌いです。
たまにはゴルフで握ったりもする。
でも自分から持ちかけることは無いし「お友達」や「オリンピック」などは嫌いです。
もちろんペリアも嫌い。
パチンコ嫌い。
株嫌い。
賭麻雀嫌い。
宝くじ嫌い。
サッカーくじ嫌い。
競馬を始めとする公営ギャンブル嫌い。
あらゆる相場物嫌い。
証券会社の前で年寄りが何人もつっ立って相場の動きを見ているのを見ると虫酸が走ります。
金が金を生むという仕組み自体が納得行きません。
収穫したトマトが人手を経るうちに価格が上がって行くというのもいまいち不愉快ですが、相場というのは話が違うと思うのです。
トマト自体が増えて行く。
こんなバカな話があるでしょうか?
金が金を生むというのはこういう事だと思います。
だから実体経済とはかけ離れたバブルを生むのです。
手っ取り早く言えばトマト農家が稼いだ金で博打をやって大金を儲けるようなもの。
たとえが極端ですが、通常で言えば実体(トマト生産)で稼いだ金を国債だのファンドだのに投資するということになります。
上手く行けば実体で稼いだ以上に儲かる。
しかし下手をすればトマト畑を手放す痛手を被る。
これって正しい農業生産者の態度ですか?
片方で運輸だの英語塾だのとまっとうな仕事をしながら、片方で切ったはったのやくざをやってた次郎長みたいな世界じゃないですか?
「勝てば官軍」の論理は経済には合わない。
負けるものが必ず出るし、それは必ず実体経済に波及し荒廃させる。
これが自由主義経済の「本性」。
こういう経済のしくみは改善されなければ・・と思うのですが。
皆さんのご意見やいかに?