経済の悪循環を断ち切る方法(伊藤元重氏)
☆ 今朝の読売の記事をヒントにしています。
経済学者の伊藤さん、WBSなどで露出度の高い人ですが
彼によると「日本人は、年間可処分所得の4倍を貯めているが、これは貯めすぎである。
ドイツ人やフランス人は、2倍くらいである。
この差となる分を消費に回せば、経済の悪循環を断ち切れる」
といいます。
例を挙げると 年間400万の可処分の人では、1600万をもっているが
その半分 800万を使いましょう・・・というわけですね。
そうすれば 消費どころか若い世代にいい、ともいうのですが
みなさんは どう考えられますか。
ちなみに質問者は
ある程度の消費拡大がないと、わが国の経済規模を維持できないだろうと
思っています。
しかし 消費を増やしたからといって、日本の若い世代にどういう恩恵が行くのか、大いに疑問です。
(4月1日 16:45 追記:)
多くの皆さんに、真剣に議論をしていただきましてありがとうございました。
みなさんが書かれておられるように
単純な消費刺激の問題は、いま運用が始まった「定額給付金」のありさまを
追っかけていくだけで十分だろうと思っています。
単発的な、たとえそれが数年か続くかもしれない「消費刺激」であっても
こと 内需に関しては
「なんで そんなことに お金をつかわニャならんのか?」という国民が
普通に持っているセンス(コモンセンス)にフィットしない限り
きちんとした内需型社会構造への転換は望めないと、ちゅもんは私見ながら
思っております。
それにしても 伊藤元重氏の意見は、面白みにかけていますね。
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
世の中を動かす原理に、ベーシックなものとテクニカルなもの
があろうかとおもいますが
けんたろうさんがおっしゃるように
コレまでのわが国は、特段のベーシックな考えを出さなくても
けっこううまくやってきました。
しかし これからの時代には、将来を見ている各世代にアピールできるような
夢の部分を、ベーシックなところとして
打ち出せないと、人々は乗ってこないだろうと思います。
早急に この方向への切り替えが出来ないと
意味のない”失われた数十年”を迎えそうです。
ペンネーム:回答者 (匿名希望)さん