桜のピンクを出したい。

印刷された色は、印刷インクの顔料の色です。
印刷機の色刷り数のよって、印刷インクの混合をしてためし刷りの工程を経て、色を出します。

らに、印刷専用の画像ソフトで原稿を補正します。
カメラの色がそのまま、印刷されることは、まずありませんので誤解のないように。
。

一生物になると思いますが
専用の色温度露出計の購入
普通の露出計も内蔵されています。
これはデジタルカメラ専用の露出計です。
フルサイズカメラの半額ですので、
値打ち物だと思います。

大型量販店で１０Ｃｍ四方角のペーパーフィルターを買い求めると良いでしょう。ＣＣフィルターといいます。１０００円前後です。色具合が数種類あるので、実際に手にとって見ることを薦めます。

自分も以前からそう思っていたのですがＰａｎａｓｏｎｉｃのＦＺ８を購入したら一眼レフで使用するレンズフィルターが使える事が分かり、桜の花を撮る時は、赤が幾分強調出来るフィルターを付けて撮るようになりました。
最初は、液晶モニターだけでは野外で撮影する時、見にくいでも、一眼レフではカメラが重いという事で単純にファインダーがあるデジタルカメラを･･･という理由で購入したのですが今は、色んな撮影が出来るので大変気に入っています。
(このシリーズの最新モデルＦＺ２８の仕様を見たら焦点距離が２７ｍｍ〜４８６ｍｍとなっていて今のＦＺ８より広角撮影が楽しめるのを見て欲しくなってしまいました)

PLフィルター+CCフィルター（ゼラチンフィルター）で整えて撮影するのが宜しいかと思われます。
PLフィルターで、光の乱反射を押さえて、空の青さや木の葉のテカリを押さえ込みます。そして、CCフィルターのピンク（色の濃さが幾つかありますので、お好みで選んで頂いて）花の色を整えます。
なお、CCフィルター（ゼラチンフィルター）はレンズ前にフォルダーを入れて使いますので、少々手間が掛かります。

雑誌等に掲載されています写真は専門家が撮影条件を変え何枚も撮ったうちの1枚ですから綺麗なはずです。

桜の花、特にソメイヨシノは難しい
一度このような事に心掛け撮影してみては如何ですか？
１．露出補正をして同じ構図を3枚撮る
　　補正無し（ＥＶ＝0）1段階マイナス補正（ＥＶ＝−0.3）
　　2段階マイナス補正（ＥＶ＝−1/2）
２．ホワイトバランスの確認
　　オートまたはその時の撮影条件に合わせる
３．絞りが自由にできる機種で有れば絞り込んでの撮影。
４．玉で引っ張らず（ズームしないで）自分が被写体に近づいて撮影（その方が色が出やすい）
一度桜の咲いている間に試してみて下さい

その次がソフトの力をかりるべきです。

桜は咲き始めの方がピンクが強く出ています。そして段々あせて白っぽくなっています。
なーーもしないでピンク色に取るには薄曇で咲き始めかな？

パンフレットの物は大方色調整していますよ。少し赤を強くする。
あと明るいとハレーションが起きて白くなり易いのでアンダー気味に撮影すると良いかな？オーバー気味よりアンダー気味の方が補正し易くなります。
薄曇、咲き始めの桜です。

デジタル一眼を前提に回答します。
桜そのものを撮るなら、露出はスポット測光モード、更に露出補正をﾏｲﾅｽ側（ー０．５〜１．５）で段階撮影すればいいと思いますよ。

私なら下記を考えて撮るかもしれません。
ピンクの桜が白っぽく写る場合
・日が傾いている朝や夕方や薄曇りの日なら赤系統の光が多いので、すこしはピンクっぽく写るかも知れません。
・画面一杯に桜の花を入れてカメラの露出がしっかり絞り込まれるようにします。桜の花以外の暗い系統の色の被写体が画面にあると、その影響でしぼり方が足りなくてピンクがとんでしまっている可能性もあります。

それ以外なら
・咲き始めはピンクっぽいと思います。蕾をいれるとより効果的。
・近くの枝の花を大写しにして、背後に別の桜の木全体が入るような構図にすると近くの花でピンクが強調できるかもしれません。

回りの風景に引っ張られて露出が白とびしているかもしれません。
花だけをアップで撮るとかマイナスの露出補正をすれば本来の色に近づくかもしれません。マイナスの補正量は状況により一概に言えませんので何枚か変えて撮る必要があります。
撮ってしまったあとでも画像処理で少し暗めにすると良いでしょう。
しかし、元の色が白であればグレーになってしまうだけですので注意が必要ですし、人物も暗くなってしまいます。

昔は、うすピンク色の桜が多かったのですが、最近は、白くなってしまいました。

酸性雨のせいかもしれません。（個人的な想像です）

デジタル写真は、色々加工できます。

とくに、ＲＡＷでとれば、自由に加工できます。

もとより、しろっぽいので、ピンクにはなりにくいですよね。
加工するのが簡単です画ね。