春野菜のマルチ、寒冷紗

?マルチ
用途により、色を変えます。
透明は、地温上昇を目的とします。
雑草の繁茂もすごいです。
しかし、これからの季節、上がりすぎにより”焼け”に注意が必要です。
緑は太陽光の緑スペクトルを反射するため、地温上昇より雑草対策が中心です。
黒、フィルムは温度上昇しますが、地温上昇は表面です。
根元の地温上昇は低く、逆に裸地より低いこともあります。
これからの季節、高温抽台するレタスなどのキク科に有効です。

小さい面積なら、家庭用ゴミ袋でも代用できますが、破れやすいので風による飛散に注意です。

マルチ＝フィルムと思われ勝ちですが、イチゴなどでの、冬の保温用、霜よけのワラ敷きもマルチです。

質問者さんの地方が晩霜地帯なら、カボチャなどにキャップ用にゴミ袋も霜対策になりますね。
ただ、剥がしが遅いを、これも焼けの原因になります。
また、飛散に注意です。

?寒冷紗
寒冷紗も色により異なります。
白は温度保持が主目的ですが、黒は温度上昇を防ぐために使います。
廃物利用なら、目の細かいレースのカーテンで良いでしょう。
温度保持なら、園芸店で売ってる”不織布”なども有効です。
ベタ掛けでも、トンネルでも良いでしょう。
花などで、日長時間の調節をしたいなら、遮光カーテンも有効でしょう。

?支柱
竹棹を割ったのでも、なんでもＯＫです。
工夫してみてください。

マルチ…黒いゴミ袋、OKです。新聞紙でもOKですが、よれよれになってしまいます。
寒冷紗…日差しを避けつつも風が通らないと無意味なので、網戸の古い網、すだれ、不要になったレースカーテンなどで代用できます。
ビニール、ゴミ袋は熱を含むのでよくないです。
支柱…近くに竹林があれば、所有者に言って細い竹を分けてもらう。
無理ならクリーニングハンガー利用、100均のお店で購入とか。

マルチ・・・代用品の使用は可能。黒いポリ袋ならベター。

寒冷紗・・・クリーニングの仕上がり品のカバー（薄いビニール袋）で代用したことあり。風抜きと水遣り（のための穴）を配慮すれば問題なし。

支柱・・・クリーニングの針金ハンガーをペンチでまっすぐに伸ばして使用したことあり。長さ的にも強度的にも、家庭菜園にならほぼ十分。

あくまでも個人的な経験です。