連載:読書日記

九月に読んだ本

「スカートの下の劇場」

上野千鶴子・著

著者の名前と本の題名に誘われて、つい買ってしまった本。

下の劇場とは、何の話かというと下着の話し。

女性下着は、二つの側面があるという。
他者に見せるもの。
自分の好みのもの(ナルシズム)

男の下着は母親に、次は妻に支配される象徴であるという。

衣服一切は、母親の仕事だから子どもらの下着は
母が選び、洗濯を通して暗黙の支配をしていく、と言う。

母に買ってもらうのは白のブリーフ。
母から独立するとトランクスを選ぶ。
そして結婚したなら妻が勝ったパンツをするようになる。

ああ、そういう考えもあるのか・・