2022、10月の読書

あまりに長くなるので、とりあえず25日までで切っておこう。

重松清著『ビタミンBOOKS さみしさに効く読書案内』新潮文庫・9月の新刊
 出版社勤務を経て執筆活動に入った重松さんが、これまでに文庫本の最後にある「解説」を書いてきたが、その34の名作本の解説を取り纏めたもの。何を読んだらいいのかという人の格好のガイドブック。

霧島兵庫著『二人のクラウゼヴィッツ』新潮文庫・9月の新刊
 クラウゼヴィッツの『戦争論』は名前だけは知っていたが、この本は「戦争とは何か」という本質的な問いを、小説という形でその執筆過程を解き明かしている。
 ナポ