グリュミオーのヴァイオリンで聴くバッハの ヴァイオリン協奏曲第1番・第2番 ・2つのヴァイオリンのための協奏曲

2021年4月以来の鑑賞。アルバムのタイトルは「ヴァイオリン協奏曲集(全3曲)」となっている。
ヴァイオリン協奏曲第1番。
録音の良さもあって、朗々と歌うグリュミオーのヴァイオリンが印象深い第1楽章だ。指定はないが、アレグロで演奏されるのは、諏訪内、シェリング、クレーメル、ツェートマイヤー等と同じだ。
第2楽章はアンダンテ。グリュミオーのヴァイオリンはたっぷりとした歌にあふれふくよかな趣がある。
最終楽章ではグリュミオーの華麗にして高度な技巧に接することができる。同時にバッハの音楽に内在する厳しさも備わった名演だ。

ヴァイオリン協奏曲第2番。
明るく微