「立待月」の日記一覧

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立待月

9月12日は、旧暦8月17日で、満月から2日後の「立待月」であった。 この日は、外出して、午後8時20分頃に東の空を見ると、遅く昇ってきた月が、雲の上端に姿を見せる頃であった。 そのうち天空に立ち上がり、右上の月面が少し後退した月面を見せていた。 月の出が満月より遅れるので、立って月の出を待つとのことで、立待月といわれるようである。満月より、20分ほど遅れての月の出であった。

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子芋煮る鍋に煮詰めて芳ばしく

 白神山地や色鮮やかな草牡丹  渡辺美知子  投函す立待月の光添へ  服部早苗  立待の月よりこぼれ来たる雨  稲畑汀子  立待や宿屋自慢の露天の湯  守屋井蛙  下駄履いて立待月の海を見に  武井美代子  不知火(しらぬい)は蜃気楼の一種とも  アロマ  源平の炎か沖の不知火か  小谷延子  迫り上がる型は不知火山桜  ふなかわのりひと  不知火に有明湾の蘇る…

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水・金・地・火・木・土・天・海・冥

今日は立待月ですね。 2006年8月24日、国際天文学連合(IAU)は冥王星を太陽系の惑星から除外して、準惑星というグループに分類すると決めました。 タイトルの語呂で知られていた太陽系の惑星は、9個から8個に変わり教科書も修正されました。 1990年代、写真技術の向上で第8惑星の海王星よりも遠くで数多くの小天体が見つかり、2005年には冥王星と大きさが同程度の「エリス」も発見。 それらを惑星…

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俳句DVD「由布・⑬」米田木綿

俳句DVD「由布・⑬」を頂きました。 木綿さんの様子が目に浮かぶお句を選んでみました。 1.破魔矢買ひ忘れしを忘れをり 2.春愁やよくも別府に二十年 3.悪戯はやめよそこのけ春鴉 4.野に出て立待月に遊びをり 5.ハムスター連れ温泉へ神の留守 6.落葉名残とよと立ち寄りぬ駐屯地 7.冬耕や草食む山羊に見つめられ 8.最愛のハムスター死し雪の夜 9.傘寿過ぎぐらぐら悩み雪しまく 10.がくがくと岩…

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足元の清流眺めかずら橋 

 三つめの吊り橋わたり紅葉宿  岬雪夫  なくなりし吊橋を恋ふ帰省かな  吉水能子  秋の雲峡の吊橋渡りけり  八十島稔 筑紫歳時記  危ふくて涼しくて吊橋の上  鷹羽狩行  空と空繋ぐ吊橋風光る  長谷川秋子  玄関よりすぐに吊橋桐の花  原田青児  足元の清流眺めかずら橋  アロマ  河鹿鳴く夜の吊橋を人きたる  水原秋櫻子  吊り橋のゆるる彼方や雲の峰  市野沢弘子  …