知恵をかしてください。

クリーニングに出したらどうですか？

塗装会社で改善支援勤務をしています。
最近のペンキは、シンナー系、水生系、硬化剤系などたくさんの種類があります。合皮に付いてしまったペンキがどういった種類のものか分かると良いのですが。

水生系や硬化剤系塗料は、いったん硬化すると溶剤で溶かすことができないので、削り取るしか方法がありません。

それでも一般的なペンキは溶剤系の塗料が多いので、合皮に影響の少ない、アルコールで目立たないところを拭いて変色、変形がないことを確認してペンキを拭き取って見てください。

アルコールでだめなら、次は市販されている塗料用シンナーで、同様に試して見てください。これでだめなら、強い溶解性を持った溶剤となりますが、合皮もだめになるので、削り取る以外無理かと思います。

中性洗剤ではまず落ちないと思います。
塗料の種類にもよりますが、灯油、シンナー、トルエン等を、

「最初は裏など目立たないところ」

で試した上でやってみてください。灯油はシンナー、トルエンよりも生地を傷める事が少ないので、最初に試してみる価値はあります。
　また、市販の製品で「シールはがし」「落書き落とし」などスプレータイプのものが、セメダイン、アサヒペン等からでています。ただし、これらはも下地を痛める可能性があるので、同様の事前のテストが必要です。

一概にペンキと言っても使用されている伸展剤や顔料など色々と種類があるでしょうし、合成皮革の塗料でもものによっては剥がれやすいものもあるでしょうから、シンナーなどを使って拭いたりすると元々の合成皮革の色落ちもあるでしょうか。
結果について責任はとれませんが、まずは、中性洗剤を布きれにしみ込ませて時間を掛けて少しづつ拭いてみるのもいいかも知れませんが、駄目ならあとは、市販のシミ取り−−多分シンナー系？−−でもいかがでしょうか。