利用状態を教えて下さい

徳山ダムが岐阜県にあります。日本最大規模の多目的ダムが完成しましたが、利水する予定の地方自治体が、その維持費の負担を拒否しています。

計画から完成まで時間がかかり過ぎて、必要とした紡績工場や製紙工場が撤退し、水需要が極端に減ってしまったのです。発電も効率が悪く、利用する地域まで送電する間に多くの電力が消えてしまう…これも今建設中ですが、コストに見合うか微妙だと思います。治水効果は、多少あるかもしれません。浜名湖２杯分の貯水量ですから…でも局地的に降る都市型集中豪雨には、何の役にも立ちません。

当初予算の２倍以上かかってしまい、年間維持費も５億円とか…。それにしては、利用価値が少なくないでしょうか。利用価値を上げるため、木曽川まで地下トンネルの導水路を引く計画が持ち上がっていますが、またこれが気の遠くなるような話で、いつ完成し、どのような効果が見込めるのか…。次々無駄な出費を考えるのがお役人です。

徳山ダムの特殊性もあるかもしれませんが、八ツ場ダムも同じようなものだと思います。最後まで完成させても、利用価値は低く、維持費が地方自治体に大きくのしかかるだけです。地方分権を進めれば、このような巨大プロジェクトへの投資は慎重になると思います。国の事業って、こんな無責任な無駄なものが一杯あるのでは？

ダムは、雨季に向かって貯水量を減らし、乾季に向かって貯水します。大勢の人が関わっているので、その点はぬかりはないと思いますが…。

ダムは有効なのもありますよ、貯水水量水は腹八分と同じです、満水状態は稀です。

八つ場ダムは自民党政権60年の結果です、今までの恩恵は地元議員にあり地元議員の為の計画です、将来は？です。
地元自民党議員の資金源になっていました、スットコドッコイ議員の山本一太も500万円も貰っているのですよ、自分のブログでも貰ったって書いて詭弁で弁解しています。
用水対策って何の用水かも疑問なのです、完成しなくても工事して税金を使うことがグーなのです。

八ッ場ダムに限定しなくても
ダムは基本的には満水状態にしておきます。

台風などで大雨が予想されるときは事前に放水して、減らした上で、上流からの水を洪水対策として貯水します。

洪水対策、用水対策など、極端に限定しないほうがいいとおもいます。対洪水、用水利用。セメント消費、鉄筋消費、地域の活性化、道路など、インフラ整備、ダム工事技術の伝承。失業対策。いろいろ波及していきます。また、国民の財産ともなるとおもいます。１０年、２０年以上の単位でかんがえる工事です。ダムは完成するべきです。またダムは満水が理想ですね。水も国民の財産です。

水をためなかったらダムとは言わない。
平常時はカラではありません。

wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%83%80%E3%83%A0

特定多目的ダム法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32HO035.html