>世界的に見て日本のワクチン入手は遅れてた<
今でも大幅に遅れています。
去年の夏に政府は「日本は世界に先駆けてワクチンを確保した」と言っていたのですから、「世界に比べて大幅に遅れている」という、今起きている現実は矛盾していますね。
今回の「第一便」も、最初の報道では「1万回分」と報道されていたのに、急に「40万回分」に報道が変更されました。
到着分の数が急に「40倍」に増えたのは、なぜなんでしょうね?
日本には医療関係者が約200万人以上いますから、この人達に2回づつ接種するには400万回分以上のワクチンが必要なんですが、その分のワクチンはいつ日本に到着するのでしょうね?
そして、第一便が到着した翌日に、加藤官房長官と河野大臣から「今後のワクチンの輸入に関する取材と報道を自粛して欲しい」と報道関係者への通達がありました。
ワクチンがどんどん到着するニュースは嬉しいニュースですし、いま国民が一番知りたい事なんじゃないんでしょうかね?その取材や報道に規制を掛けるのってのは、いったいどういう訳なんでしょうね?
また、一番最初に接種が決まっている65歳以上の高齢者への接種は「早くても4月1日以降から」で「6月中に終えたい」と政府が発表しました。
65歳以上の高齢者の数は約3600万人です。
その高齢者たちに2回の接種をするには約7200万回分のワクチンが必要です。
4月から6月までの3か月間で、3600万人に7200万回のワクチンを接種するには、1日あたりすると、約80万回の注射をする必要があるということです。
つまり、今回第一便で到着したと言われる40万回分の倍の分量の80万回分を、毎日毎日90日間も打ち続ける必要があるということです。
1日に80万回も出来ると思いますか?
まぁ、実現は不可能でしょうね。
つまり、韓国人の分どころではないということです。
日本政府と菅政権は「不手際」を誤魔化すのに今必死ですからね。
ちなみに、オーストラリアでは昨年末から接種が始まってますが、既に全部で1億6000万回分のワクチンを確保しているそうです。
実はオーストラリアの人口は約2500万人なんです。
2回づつ接種したとしても5000万回分有れば足りますよね。
多く確保している理由は、オーストラリア人全部が接種して、余った分は近隣諸国へ無料で分けるそうです。
首相や政府がちゃんとしてると、(日本と)ずいぶん違うもんですね。