782 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」

主人公の不幸せさに辟易・・・と不評の多い映画でしたが、
私は好きでした。

現実が不幸になればなるほど
妄想世界で歌い上げる主人公の音楽は、凄味を増していきます。

ビョークの音楽に対する愛だな、と思いました。

最後の「ガタン」という音は、
現実を離れた音楽が、はじけて拡散していくように感じませんでしたか。
すごく興奮して帰ったのを覚えています。