歌舞伎ファンに投稿が途切れてしまっているので、
拙稿を投稿します。
れいげんかめやまほこ
国立劇場
霊験亀山鉾 亀山の仇討
四世鶴屋南北(1755〜1829)の作である。元禄十四年(一七〇一)信州小諸の家中、石井源蔵・半蔵兄弟が父と長兄を殺されてから二十七年の艱難辛苦を経て、伊勢亀山城下で仇討ちしたという。この「亀山の仇討ち」は芝居の格好の題材になり様々な作品が生まれた。南北は四作品を書き下ろしている。その中の一つ『霊験亀山鉾』は文政五年(1822)七月江戸・河原崎座で初演され、仇討ちものの傑作として評価が高い。
十月国立
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