既に、朝日新聞の舞台評も出ており、私如き素人があれこれ言うことは「緩怠至極」なのですが....。「熊谷陣屋」での仁左衛門さん、新聞評通りの「周りも引き込む圧倒の演技」に魅せられました。殆ど「独り舞台」の印象(他の諸優の皆さん、御免なさい)。細身の体から本当にスケールの大きい武将像が現れて、時代物の歌舞伎を見る楽しみを味わいました。こうゆう舞台を若手がこなすのは至難の技で、年齢が加わらないとその人物らしさが観客には伝わらない....改めてそう思いました。妻相模は孝太郎で、藤の方は秀太郎の代役で門之助(相模をやったり、藤の方をと忙しい)。「演劇界」のインタ