銅鐸とは何だったのか?-3

銅鐸について現在、多くの人が理解していることを、まとめたいと思います。

銅鐸は、相当な昔にお寺などに奉納された(?)ものなど発見の経過の分からないこともありますが、多くは村の外れの丘陵の麓、あるいは頂上の少し下からの出土が大部分であり(頂上の向こう側に隠すように埋められていることが多いとか)、深さ数十cmの比較的浅い穴を掘って横たえたものが多いようです。

1~2個出土する場合が多いのですが、39個同時に出土した例もあります(島根県・加茂岩倉遺跡です)。
あまり注目される事がありませんが、頂上からの出土がないことは銅鐸の用途や信仰的位置を考える上で重要