銅鐸とは何だったのか?-9

今まで、出雲・神庭荒神谷遺跡と淡路・松帆銅鐸や古津路銅剣の出土状況を紹介してきました。
ほとんどの一般的な出土状況、つまり1口の銅鐸が埋まっていると知らずに地面を掘り返している時に突然その姿を現すようですが、その状況を紹介したいと思います。

普通は銅鐸だけが、1口か2口埋まっているようです。
そして、鰭を上下にして、銅鐸の上の部分を斜め下に向けて横たえて埋められていることが多いようです。
ただ、銅鐸が発見された時は偶然ということが多く、専門家が発掘していないために、状況を正確に残しているか不明なままです。

さらに、ある程度専門家が発掘した銅鐸が20口