銅鐸とは何だったのか?ー12

銅鐸のことについて、やっと半分終わりました。

つまり、「くすみ」と呼ばれる、高さが30~40cmを中心にした、所謂「鳴らすとか聞く銅鐸」です。
前述のように、戦に使われ敵方(倭人)から見ると武器のように見えるものでした。
後半分は、森秀人氏によると「ぬりで」や「さなぎ」と呼ばれる銅鐸について説明したいと思います。

取り敢えず、戦いに使われたという「くすみ」について説明します。
「くすみ」は、持ち運びが可能で、その音や鳴らし方で味方の動きを統制したり、敵を脅したり攪乱したりして、戦いを有利にしたと考えられます。また、その中には戦闘中に敵の刀を受け止めて