マイナス金利と個人投資の懸念

アベノミクス路線の一環の異次元緩和も開始からまもなく3年が立ちます。一時、円安と株高はもたらしたものの、経済成長率や物価はほぼ横ばいで目立った効果がでず、いよいよ手詰まり感から訳が分からない史上初のマイナス金利政策となりました。

 これにより銀行金利が低下すれば円安が期待でき、企業が借り入れを増やして設備投資を積極化し、株価の押し上げにもつながると、勝手な見込みだったが、今までの状況は果たしてどうなんでしょうか?

 日銀にお金を預けておくと損をする金融機関は、国債を買う動きを強め、欧米市場の株安も受けて東京株式市場でも株価が急落し、安全資産とされ