「丘の上の本屋さん」 クラウディオ・ロッシ・マッシミ監督

配信でみた。一編の詩を見るような美しい映画だった。

イタリアで一番美しいといわれる小さな村にある古書店、主人のリベロと移民の少年エシエンの交流を描いている。
ドラマチックな事件はないが、何気ないやりとりに心癒された。
常連のお客さまとリベロの会話の中で印象に残った詩

一番美しい海はまだ航海していない海
一番美しい子どもはまだ成長前の子ども
一番美しい日々はまだ過ごしていない日々

具体的には詩人の名前は明らかになっていないが、会話の内容から察してアルメニアの詩人ダニエル・ジョルジャンではないかと思う。

監督はドキュメンタリーの監督でイタリアの片田舎