映画「モンパルナスの灯」(1958年仏ジャック・ベッケル監督作品)

しみじみと美しく、素敵な作品である。主演男優のジェラール・フィリップを我がライブラリーに入れたいから購入したDVD なのだけれど、観るのは今回で2回目。観るほどに味わい深くなる感じ・・・名画であればこそかも知れない。

ジャン・マレエが「ギリシャの美神」だとしたら、ジェラール・フィリップは「お伽の国の王子さま」。これにアラン・ドロンも・・・とお思いだろうが、どっこいドロンは余りにメジャーでいじくられ過ぎているからダメ。愛しのフランス俳優には入れられないのである。

画家モディリアーニは周りの人々に本当に愛されて生きた芸術家だったという事がほのぼのと伝わっ