感動的なロシア人気質にふれて・・・

「しゅみーとくらぶ」に入りたての「まるちゃん」です。どうぞよろしく。

初めてサハリンに行ったのは偶然にもソ連が崩壊した年の7月。川にはたくさんの鮭が腹からイクラを出して死んでいた。その周りには数人のロシア人がいたが、眼はウツロで皆んなボーっとしていた。なぜ働かないのか、共産主義ってこんなものか、と思いながら通り過ぎ、床が腐り穴が開いていて土ぼこりが中に入ってくるバスにまた乗った。
相変わらず現地のロシア人通訳は小瓶にはいったウオッカと思しき酒を飲んでいる。

給油のためバスがガソリンスタンドに停車した時、そこにいたインテリ風のロシア人が一人でバスに乗り