10/8 R★☆～【藝大オペラ・フィガロの結婚】～藝大奏楽堂ホール

2017年10月09日（月）14:37

芸大生の皆様の熱演に感動させてもらいました。
最近のコンサートホールが大型化する中、奏楽堂のサイズはモーツァルトの楽曲を楽しむのにはピッタリで、とても心地良い響きでした。

歌手の方々は、それぞれの個性的な役柄を見事に演じてくれました。
特に伯爵夫人のナーバスな気品のある声、恋に浮かれた情熱をタップリと表現してくれたケルビーノ、お茶目でキュートなスザンナの歌唱は印象に残りました。
一方で、１幕では声が伸びず迫力に欠けた伯爵役も２幕以降は本調子を発揮してくれました。合わせて伯爵役としては、ややオーバーかと思われた驚きや怒りのアクションも場面によっては面白く新鮮でした。
更に現役学生による合唱はパワーが凄くて聴きごたえがありました。

会場ではアリアが終わる度にブラボーが発せられ、盛大な拍手の中に身を置いていると、自身と周囲の感動が一体となり、生演奏ならではの素晴らしさを味わうことが出来ました。

末筆ながら、エーデルさんのきめ細かい心遣いに感謝申し上げます。
参加者全員に「幕間の休憩時間にどうぞ」とチョコレートに小さな保冷剤を付けて、ご自身でパックされたものをプレゼントして下さいました。
冷たいチョコ、美味しく頂きました。有難うございました。
今後ともよろしくお願いします。