神々しい高千穂夜神楽と湯布院美術館巡り他のイベントレポート

神々しい高千穂夜神楽と湯布院美術館巡り他

盛りだくさんの楽しい旅でした。
書きたいことはたくさんあれど、メインの夜神楽に絞って日記を書いたので、こちらに転記しました。

手抜きレポートですみません




神々しい高千穂夜神楽


仲間に誘われ、ロマンの世界へ。

宮崎県高千穂夜神楽


荘厳さだけを想像していたところ、ビックリする描写もあり、これが生活、伝統なんだなと、妙に納得。

19番の「杵舞、ご神体」では
米で酒を作り飲んでいた舞伊邪那岐が見物人の中に分け入り数人の女性に抱きつくシーンもあり、なぜか袴の中から出したキンカンを二つ渡されました??(笑)

それを伊邪那美命(女性)が追いかけて引きもどし、舞台中央で仲良く・・・

内容を理解しながらみると本当に面白い。


高千穂の夜神楽は、いわゆる観光用の見世物ではなく、 地域の人達が奉納の為に 夜を徹して踊り、
一般の人にも見せて下さる特別な行事。

カッポ酒や食事の接待もあり、地域の人とのふれあいもたくさん楽しむことが出来た。

何よりも感動だったのは、神事や神楽の踊りに、若い人たちがたくさん参加、伝統を受け継いでいこうとしている気迫を感じたこと。


合間に話を聞いたが、みんなハキハキしていて気持ちがいい。
地元高千穂高校には「神楽保存会」というクラブ活動があるとのこと。
中学生は全校生徒29名、そのなかの三割が行事に参加している。
小学生も小さな体で数人の参加。

太鼓、笛などを含め青年団も十代後半から二十代が多く、数人は県外から帰ってきているが地元に残っている人も多いとか。

後継者問題に頭を悩ます昨今だけど、ここはきっと大丈夫!!


ふっと思う。

今年と同じ神事を昨年も執り行い、同じ踊りを昨年も踊ったはず、
その前の年も同じものを、そしてまたその前の年も。

繰り返し、繰り返し、伝統は受け継がれ、
もしかしたら、1000年前にもこの情景は同じだったかも、、、

そう思うとはるか昔に思いを馳せ、ロマンの世界に迷い込みそう。


 今回の会場「上田原」の夜神楽の詳しいプログラムがアップされてるブログ
 http://myz.hujibakama.com/kagura/takachiho/