エノキ

大阪湾に流れ出る武庫川の河口に近いところにある河川敷にはたくさんの樹木が育っている。中に、はるになると新芽が芽吹き、夏にはたくさんの実をつける大木がある。

名を「エノキ」と言うそうな。他にもいろんな名前があると聞くが、写真のように樹皮前面に横縞が入っており、縦に筋を入れたと考えると「エ」の字が出来上がる。そこから「エノキ」と名がついてそうな。

成長が早く、二十年もあれば大木になる。最近、河川の洪水対策として雑木を撤去する工事が進められ、河川敷の立木がどんどん無くなってきている。自然災害の防止のためと言われれば仕方のないこととあきらめざるを得ないが、付