「十二人のk怒れる男たち」俳優座プロデユ―ス公演

戯曲も、映画も存在を知りながら機会がなくて見なかった「十二人の怒れる男たち」をとうとう観ることが出来ました。
八王子に拠点をおく演劇を見る会「あさかわ」の定例観劇例会でした。まるで目撃しているようなリアルさと自然な演技ですっかり劇の世界に引きつけられました。
想像では情に訴える作劇と思いましたが、論理的に運ぶ会話と其々の人間性が感じられて来る運びは無理がなく感情移入しました。初めに異論を発言する倍審員8号の勇気と疑問提起に、影響受けていく他の倍審員の心情にも感動しました。
フト気がつけば舞台の状況は、自主的に自粛し、安易な体勢に流されかねない現在の状況に