文化座「反応行程」アトリエ公演?

俳優座と競演で話題の「反応行程」初日を見て来ました。友の会、サポーターの為の舞台です。耳目に入る情報以外は意識してストーリーを調べずに観劇しました。
会話、状況が余りにも現在に即した運びなので、辛い、怒りの感情制御が大変でした。しかし、若い俳優が真摯に役に取り組み、時代背景を学習し、我がことと身内に取り込んだ末の演技に感動しました。途中、どうしても強面の観劇姿勢になるのは否めませんでしたが。田宮役のナイーブさと逃げない強さの内面表現、矢部役の臨機応変ながら、芯の通った生き方、責任工と職長の人生、太宰、影山、林、それぞれに思い入れを感じながら、正直、ラスト