182 レーメル石

レーメル石
レーメル石は,栗褐色半透明粗粒状の集合からなる塊をなして坑道内壁でみられると記載されています。
この鉱物に付いては、当初、黄鉄鉱ノジュールの球果として採集した物で長年において標本箱で室内保管していた標本ですが、白鉄鉱を伴っていたのか分解して二次鉱物が生成していました。
生成していた二次鉱物を詳しく観察すると、標本に生成していた白色針状の物に伴って淡い栗褐色を帯びた色合いの微細な塊が多く見られました。
この当時に他の産地で黄鉄鉱の塊として採集して置いた物でも、同じ室内に保管して置いたのですが、分解していない物や白色の針状二次鉱物のみ生成して分解