206 針銅鉱

針銅鉱
針銅鉱は赤銅鉱の結晶形態の違いで針状をした赤銅鉱の結晶です。
赤い針状の結晶が美しい標本です。
針銅鉱の産出量は多くなく希少な鉱物でもあるとの事です。
滋賀県で、産出した赤い針状の結晶や繊維状の結晶をした針銅鉱は特定の場所ですが一時的に多量に産していました。
採石場であったので、産出していた場所は、今は無くなってしまい採集する事ができなくなったのが残念です。
写真の針銅鉱は滋賀県の上記とは別の場所で見つけたものですが普通は塊状や被膜状で見られましたが、ごくまれに、母岩上の隙間に部分的では有りますが針銅鉱の結晶が成長しているのが見られました。