212 メタハロイ石

メタハロイ石
メタハロイ石は、カオリナイト(Kaolinite)などと共に、粘土を構成する粘土鉱物のひとつで、火山灰層や岩石・鉱物の風化生成物として広く分布しているとの事です。
私が滋賀県で採集した、このメタハロイ石は、すでに研究されていて発表もされている産地の露頭より落ちている岩石の割れ目に白色のスベスベした脂感のある粘土鉱物として見られ微細な重晶石の結晶を伴っていました。
この様な粘土状で見栄えのしない鉱物は、普通は鉱物採集の対象には成りにくいと思います。