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よくあるご質問

鑑定小札

今日は、珍しい物をお目にかけます。これは、私の愛刀、備前康光に添えられていた本阿弥の小札です。折紙はよく見ますが小札は、私も初めて見ました。
表は、鑑定銘と、その代付け。裏は干支と「本」の字の角印。寸尺の記載は無く、直接刀に付けられていたようです、そのため、下げ札とも呼ばれていたとのことです。
本によりますと、金5枚以上は折紙、それ以下は小札を発行したそうですが、いずれも本阿弥家の合議によって決定されていたそうで、それなりに権威があったようです。
 さて、裏に癸未(みずのとひつじ)と干支の記載がありますが、いつでしょうか?
調べてみますと、寛永20年、元禄16年、宝暦13年、文政6年にあたります。「本」の字の銅印は、万治3年から押されたそうですので、寛永はありません。
ところで、本阿弥光悦の孫にあたる本阿弥光甫の手紙に、当時備前康光の出来の良い小脇差の代付けが、金一枚三両ほど、という記載を見つけましたので、この刀の金二枚五両というのに近いので、これは元禄16年(1703年)本阿弥光忠の頃ではないかと推量します。
康光につきましては、また日を改めて投稿したいと思います。

コメント

花見酒さん

2013年09月13日 03:37

もみじさん、コメント有難うございます。
この康光入手には、思い出深いいきさつがあるんですが、そのうち紹介します。
カナダでは、日本刀の所持に特別な許可は必要ありません。一番の心配は火事と泥棒ですが、耐火金庫を購入しました。250ポンド以上ありますので、空き巣が入っても、一人では運べないでしょう。私の知っているカナダ人は、これを地下室にボルトで固定していますが、私はそこまではやっていません。ただ、いかにも貴重品が入っているように見えますので、毛布をかけて、カモフラージュしています。いろいろ苦労しますよ。あはは。

もみじさん

2013年09月12日 21:38

「応永備前 康光」 この銘の響き‥‥「応永備前三光」憧れます。
それも鑑定小札あり‥‥    一度は持ちたい応永備前
康光の投稿楽しみにお待ちします。

花見酒さんに質問です。
素敵な刀や小道具を愛蔵されておられますが、すべてカナダのご自宅に保管されておられるのですか?
海外での日本刀の所持には、登録・届けなど必要ないのでしょうか?