日本刀の柄の下地(鮫皮)

季節も良く、久しぶりに刀剣の師匠(私だけが……)のお宅にお邪魔し、刀剣やら刀装具の会話をして参りました。
柄木に着せる白鮫皮を拝見しました。拝見した鮫皮は、居合刀(現代刀)に着せる白鮫皮……上級品とのことです。

興味がわき、調べて見ました鮫皮。
拵の柄の下地と言うと、やはり一番良く見るのが白い鮫皮でしょう。江戸時代に白鮫が圧倒的主流で、鮫皮を白にして粒(親粒)を強調したようです。親粒=退化した背ビレ跡=鮫一匹から一枚しか取れない
○鮫皮とは、エイの皮を剥いで乾燥させたもの
○昔はエイの事をサメと呼んでいた。そしてサメの事をフカとかワニと呼んでいた。