牡丹に蝶図鍔

例の古延寿の刀は今日本の研師さんのところに行っています。こちらから送って、登録を取るまでに3か月ほどかかり、いろいろ大変でした。少し欠点もあるんですが、出来が良いので、研ぎあがりが楽しみです。

今回は、東吟亭義照の牡丹に蝶図鍔を紹介します。

「鉄地鋤出高彫金銀象嵌色絵打返耳」となっていて保存刀装具になっています。

義照は、京都に生まれ、荒木東明に彫金を学びましたが、のち佐藤東峰の娘婿となって佐藤義照と改めました。

この鍔は小振りながらお気に入りの一枚です。