『繕い裁つ人』

神戸の街を見下ろす、坂の上にある南洋裁店。店主の南市江(中谷美紀)が仕立てる服は、すべて昔ながらの職人スタイルを貫く一点ものだ。百貨店勤務の藤井(三浦貴大)は、市江にブランド化の話を持ちかけるが、市江はまったく興味を示さない・・・。

ちらしのデザインに興味を持ったのと、主役が中谷美紀なので観てきました。
端正な美しい映画でした。
神戸を舞台に、服をこよなく愛する人々が織りなす人間模様を描いた物語で、淡々とゆっくり時間が流れていきます。
そのなかで、それぞれの課題を丁寧に克服していく様を描き大人の映画に仕上がっています。
仕立て部屋の窓から入ってくる光芒