作者(敬称略)は以下のとおりです。
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<前半>
・(01) 壁にさす光の中に影見つけ触りあと追い喃語(なんご)で語る(たま)
・(02) 「殺されそう」病む息子(こ)に悩む君は言う雷鳴近づく夏の茶店に(残照)
・(03) 海ひかる『沈黙』の舞台外海(そとめ)にて沈む夕陽に声を失う(夢路)
・(04) 花火消え漆黒の空戻る時地上の音は動き始める(ももぴあ)
・(05) 塩辛蜻蛉(しおから)の蒼き腹見ゆ照り返すコンクリートの真白きひなた(てり)
・(06) 遠き日に父が買ひ来し灯籠に明
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