作者（敬称略）は以下のとおりです。
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＜前半＞
・(01) お揃いの小鉢に盛りし菜の花のおひたしの香に春が広がる（夢路）

・(02) 足元の小さな蟹を踏まぬよう歩く二人に南風吹く（つだみつぐ）

・(03) 「百までも夢じゃない」とディケアで「百歳音頭」共々唄う（すみれ！）

・(04) 折れそうなほどに積もりし木の雪は一日のうちにすべて消えたり（残照）

・(05) 客をらぬ小(ち)さき書店の入口のレジにいつもの店主をるなり（グッドライト）

・(06) 結婚はしないよというわが息子軽い