豊田市郷土資料館

リッチーさん同様、猿投神社所蔵木造千手観音立像が目的で行きましたが、この近辺から多数の出土品が出たらしく、土器や石器、銅鐸などが多数展示されていました。いつもなら、仏像を見るために素通りすることが多いのですが、仏像は1体しか展示されていないので、よく見るとその工芸技術の高さに驚嘆しました。土器の円の正確さや、銅鐸の装飾の細かさなど、人は古代も現代とあまり変わらない精神性を持っていたことがよく分かります。

猿投神社の千手観音立像もすばらしかったです。修復前の写真も掲示されており、修理前後の比較が分かりやすくなっています。修理前は40本の手が固まっています