茅の輪くぐり

正月も松が取れる頃になると、有名どころの神社でもなければひっそりとしてしまう。三が日の内に参拝した神社にもう一度と思い立って来てみると茅の輪はまだ残っており、人目を気にせず気の向くままに何度でもくぐることが出来る。

と言っても願い事も尽き、これ以上くぐるのはかえって強欲なのではないかと踏み出す足も遠慮がち。ただ無心にくるくるとまわるのみ。

“幼子の 如く茅の輪を くぐり抜け”

“神様と 遊ぶ茅の輪の こまねずみ”