珍しい染織作品の展覧会。
今回は作家の八幡さんから直接作品の解説を伺える貴重な機会でもありました。
八幡さんが話しておられましたが「染織」というと、どちらかといえば工芸的な領域に近く、絵画や彫刻からは一段低く見られがちなジャンル。さらに伝統的な制作技法にこだわる保守的な体質の世界でもあるとのこと。
そんな業界において、クリエイティブな面だけでなく、ポリエステルなどの新しい素材への対応やデジタル技法を駆使して染織表現の可能性を開拓し続けているパイオニア的存在が八幡はるみさんだということ。
今まで知ってるようで知らなかったアートの新ジャンルを教えていただくことができました。