宮内庁下総御料牧場 跡地で見ました

明治の初めから成田市三里塚の地にあって、桜と馬の牧場として、長い間多くの人々に親しまれてきた旧宮内庁下総御料牧場が、成田国際空港の建設にともない、昭和44年栃木県高根沢町に移転しました。・・・この街灯は、この地が江戸時代の「牧」で次に宮内庁下総御料牧場となり、現在の成田国際空港に変わっていった変遷の歴史を残すものだと思われます。

補足: 『牧』・・・<まき>と読む。軍馬や農耕馬の育成・繁殖の放牧地。江戸幕府が下総台地に設置した「佐倉牧」は7つの牧から構成されていたことから「佐倉七牧」とも称され、現在の成田空港付近には、その内の1つ「取香牧(とっこうまき