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よくあるご質問

青べか物語と二三の文庫本

山本周五郎「青べか物語」をまず読みました。大切な本とわかったけど、小中学校で読めたわけはない。図書室に子ども向け書き換え本しか置けない。Hシーンがたくさんだった。
昭和始めのころ浦安ってこんな町かな、蒸気船や船もよく出てきて海辺の話題。作家は海辺、川沿い育ちのひとではなかったので、海辺が興味を引いたのでしょうか。もっと古くからの漁師町の地元のひとのものを探したい。浦安の塩や漁業は古いが、青べかのかたたちは故郷を離れ流入、移動したようなひとが多く書かている。川沿い生活の貧しさは、宮本輝の「蛍の川」でも移動したひとたちの姿がたいてい題材になりますし。何を書いても訴えられる心配ないってたかくくって何でもありにしている。

「希節のない街」は半分ほど目を通して、ストップしています。わたしも同じ都会の住民とするならば、話しがひどすぎ。
いまスーパーで働くようになりかなりいろんなひとをまじかに
見て、都会に生きていくのはたいへんだと日々思わされない日はない。この本で勉強になったと思うふしもありますが。

江戸時代設定の「小説日本婦道記」も半分読み始め、これまたこれでストレスが来たから、思案しています。女性は男性世界から好奇の題材にされてきて、たいがいのワンパターンがある。いまの時代ならばもっと女性に好かれるひとがこういったお仕事をしたほうが好ましいんじゃないかっていったらまずいですかね。
面白い筋書きを考えてばかりいるひとたちは架空の作中人物のひとたちの人権を犠牲にしてませんか、と。時代劇ものは男どものいい気な正義感を自己満足させてるんでしょう。有名時代劇作家の書く女ものが必ずあるのも分かってきましたが、欺まん的な匂いをかぎつけずにいられません。

ともかく子供が目にするものではないですし、大人になったら読みましょう、って、人それぞれであってもわたしには魅力ない。
生誕110年たいへん有名、高名、偉大で巨大な文豪。文庫で全点累計3000万部とか。
でもへそ曲りのわたしには出版販売業界の新製品連続大量製造の偉業と思う。
大正時代以前の時代は別に関心をひきますが、戦争中の婦人倶楽部連載時代、戦後、60年安保反対の前後、その後のマスコミ、テレビ全盛時代とそれぞれに有名作品があり、売り出しかたも受け入れられかたも時代に沿っていたでしょうから。

山本周五郎の書く貧しさは都市に移動してきた変化が激しいひとたちの人生模様で、田舎の土地に縛られたままの貧しさとはまた違う。このあとは「赤ひげ診療譚」を見るかな。
何年ぶりかで八重洲BCにいったら長塚節の「土」の文庫本があったから買って、活字が小さいから読みにくいですが、わたしには「土」のほうがまだしも合っている。読破には根気がいる大仕事ですけれど、年内目標。

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