井上靖が迫った、孔子の思想的な根源

内面から沸き起こる人間の熱情を描いてきた井上靖が、人生の最後に取り上げたのが『孔子』でした。中国の春秋時代、孔子が天下の諸侯を巡って、賢君に仕えて文化を盛んにし、世の乱れを正そうとしました。孔子の思想と論語の思想的な根源に迫ろうとした井上靖の最後の長編小説『孔子』から、孔子の思想の本質と、当時の歴史を解き明かしてみました。

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