新発田市 蔵春閣

大蔵財閥の主、大倉喜八郎が明治45年、東京都墨田区向島に建築した別邸。国内外の賓客を持てなす迎賓館としての機能を持っていた。
第二次大戦後は進駐軍将校の慰安所として利用され、その後何度か持ち主を変え、令和4年、大倉文化財団から大倉喜八郎の出身地である新発田市に寄贈された。

内部は寺院と城郭の部材をミックスした重厚な雰囲気。2階の廊下には墨堤をイメージした大理石のモザイクが施されていて、折り上げ格天井の広間とのバランスが微妙な感じ。
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