廬山の瀑布

猛暑の中の一服の清涼剤として、今回は深山の渓流に流れ落ちる「滝」を謳
った詩をお届けします。李白の「廬山の瀑布を望む」です。
皆さんも、この夏休みに深山の滝に涼を求める機会がありましたら、どうぞ
この名詩を思い出し、口ずさんでみて下さい。

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<漢詩原文>
望廬山瀑布 李白

日照香爐生紫烟
遥看瀑布挂長川
飛流直下三千尺
疑是銀河落九天


<日本語読み下し文>
廬山の瀑布を望む    李 白  

日は香炉を照らして紫烟を生ず
遥かに看る瀑布の長川を挂くるを
飛流直下三千尺
疑うらくは是